馬鹿なアイツが大好き
赤髪は口を
もぐもぐさせながら
先生達をにらんでいる。
赤髪の横には
不良がいっぱいいた。
何で…!!?
何で赤髪は不良なの?
ねっ−…教えてよっ…
私は心の中で
そんな事をずっと
思っていた…。
「ねっ−?ねっ!!
聞いてる真奈美!!!?」
私の頭の中は
赤髪のやつでいっぱいで
梨華の声が届かなかった。
「はぁっ…!!?
せんこうに関係ねい
だろッ−!!!!?」
赤髪の声が
聞こえてくる…。
何で…!!?
赤髪止めて!!!
みんな怖がってる。
私は赤髪を見つめていた。