馬鹿なアイツが大好き



着いた場所は
いかにもこいつらの
住みかぽい所だった。



赤髪は私が立ち上がって
から何も話していなかった。



「赤髪ッ−…」



私は赤髪を呼んだ。
だけど赤髪は何も
話さなかった。



「赤髪ッ−!!!? 
お前…瑞樹の事
赤髪って呼んでるとか!!
度胸ありすぎやなッ−。」



赤髪の横にいたやつが
少しビックリした様子
で私に言ってきた。



「なッ−…なんか
悪いッ−?」


「悪いッって…
お前瑞樹にそんな事
言うとかありえん…。」


すると赤髪が
口をゆっくり開いた。


「おぃ…颯太(ソウタ)…
そいつに触るなッ−…」



赤髪は私の腕を
捕んでいた颯太に言った。


「はッ−???…
分かったよっ−!!!」



なぜか颯太は
赤髪の言葉を聞くと
私の腕を離した。


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