馬鹿なアイツが大好き
「何で隠すの?
確かに私には関係
ない事かもしれない!!
だけど−赤髪の事が
知りたいのッ!!」
わッ…私何言ってるの??
何で赤髪の事が
知りたくなるのッ…?
「…ッ俺の親父は…
ヤクザだったんだ…
一番偉いやつでさッ−
俺もいつかなって
やるって思ってた。
だけど俺は…途中で
その夢を諦めた。」
赤髪は…
私に話してくれた。
なんだかとても
嬉しかった。
「お父さん…
ヤクザだったんだ…
でも何で諦めようと
したの!!!?」
私は赤髪の目を
見つめて言った…。