馬鹿なアイツが大好き
「俺は母さんと
同じような生き方を
しようって決めてた…
だけど…俺が通ってた
学校は不良ばっかり
だった…だから…」
赤髪…
そんな事が
あったんだ…。
なんか赤髪の事が
知れて…嬉しい。
なんで急に私に話す気に
なったんだろう?
「ありがとうっ!!…」
私は赤髪にそう言った。
赤髪はちょっと
びっくりしている様子
だった。
「えっ…?ありがとう?」
「だって−…
赤髪今まで私に話して
くれなかったじゃん!!
だからありがとう!!」
その瞬間だった…