馬鹿なアイツが大好き



「よっ!!真奈美ッ−」


赤髪が私を呼んでいる。
なんだか胸がドキドキ…


えっ…何これ…
むっちゃドキドキ
してる!!


私は赤髪にゆっくり
近づいて行った。


「いきなり何よ…!!?」


「お前に会いたかった。」


赤髪は自分の
ポケットに手を
入れながら私に話
かけてきた。


相変わらず…
赤髪は不良だッ−…
めっちゃくちゃ腰パン
してて髪は赤い。


まわりから見たら
私と赤髪どんな感じに
見えるんだろッ…??



「つか−…明日学校
だり−いなッ!!」


「うんッ…学校行っても
何もする事ないし…」


すると…
赤髪がニヤリ…



うわッ…
なんか笑ってるん
ですけど…。



「何ッ−…??」


「明日の学校サボろうぜ!!」

「えっ−!!
嫌だッ…私不良には
なりたくないし…。」


赤髪と一緒に
いたいッ…だけど
不良にはなりたくない!!


「そか−…
真奈美は不良になる
なよなッ−。」


赤髪ッ…
本当あんたは優しいよ。


「じゃ…今日
どっか行こうぜッ…。」


「えっ−!!今から??
私化粧とかしてない…!!」

「はぁ−?別に
化粧とかしなくて
いいじゃん!!?
…俺は今のお前がいい…」


私の目を見つめて
私の腕を引っ張り
はじめた。


「!!!?ちょっ−…赤髪??」



私は赤髪に腕を
引っ張られながら
赤髪の後について行った。

< 26 / 92 >

この作品をシェア

pagetop