馬鹿なアイツが大好き
「よっ!!真奈美ッ−」
赤髪が私を呼んでいる。
なんだか胸がドキドキ…
えっ…何これ…
むっちゃドキドキ
してる!!
私は赤髪にゆっくり
近づいて行った。
「いきなり何よ…!!?」
「お前に会いたかった。」
赤髪は自分の
ポケットに手を
入れながら私に話
かけてきた。
相変わらず…
赤髪は不良だッ−…
めっちゃくちゃ腰パン
してて髪は赤い。
まわりから見たら
私と赤髪どんな感じに
見えるんだろッ…??
「つか−…明日学校
だり−いなッ!!」
「うんッ…学校行っても
何もする事ないし…」
すると…
赤髪がニヤリ…
うわッ…
なんか笑ってるん
ですけど…。
「何ッ−…??」
「明日の学校サボろうぜ!!」
「えっ−!!
嫌だッ…私不良には
なりたくないし…。」
赤髪と一緒に
いたいッ…だけど
不良にはなりたくない!!
「そか−…
真奈美は不良になる
なよなッ−。」
赤髪ッ…
本当あんたは優しいよ。
「じゃ…今日
どっか行こうぜッ…。」
「えっ−!!今から??
私化粧とかしてない…!!」
「はぁ−?別に
化粧とかしなくて
いいじゃん!!?
…俺は今のお前がいい…」
私の目を見つめて
私の腕を引っ張り
はじめた。
「!!!?ちょっ−…赤髪??」
私は赤髪に腕を
引っ張られながら
赤髪の後について行った。