馬鹿なアイツが大好き



コツコツ…


私達の足音が
鳴り響く。


「ねぇ−…
赤髪どこ行くの?」



そう言ってるのに
赤髪はニヤニヤしてるだけ。
そのニヤニヤした顔は
やっぱり…不良って感じ
の顔だった…。



着いたのは理科室。
ここで一体何をするの?



「よしッ−…
ここで遊ぼッ−ぜ!!」


「遊ぼってここ理科室
だよ?何するのさッ??」


「瑞樹様の実験タイム!!」


そう言って
理科室の中に入る赤髪。


実験タイムって…
赤髪授業まともに
受けた事ないくせに
何言ってんだか!!?


その赤髪の後に
私は続いて入った。


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