馬鹿なアイツが大好き



理科室の椅子に
座りいろんな実験道具を
次から次に出して来る。



「これ何ッ−?」


そう言いながら
私に試験官を見せる。


「それッ−試験官だよ?
赤髪そんな事も
知らないの!!?ってか
小学校で習ってないの…」


私は思わず笑って
しまう…。



「笑うなよ!!…
小学校もまともに
授業やった事ねぇ−し。」


本当に馬鹿だ!!
普通それくらい分かる
でしょう!!…


「赤髪馬鹿過ぎるよ−!!
あははッ−…試験官
ぐらいわかってよ−…」


もう私の笑いは
赤髪には止められない。


「ッ−…仕方ねぇ−し!!
つかそこまで笑うか??」


「まぢでウケる!!」



赤髪は笑っている私を
少し睨みつけて
いろんな液体を入れて
いった。



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