馬鹿なアイツが大好き


私も赤髪に続いて
笑った。



私達の笑い声は
廊下に響きわたった。



「…今思うとさッ−……
俺達の出会いって
最悪だったなッ−…
ここでお前とぶつかって
つかお前さッ−始めて
あった時敬語だったよな」


赤髪は廊下に
寝転んだまま私に
話かけてきた。


「そうだったねっ−!!
始めてあった時は
赤髪がめっちゃ怖かった。」



「なッ−…怖かった
のかよ?まぁ−髪赤い
しなッ−!!」



赤髪は少し笑い
立ち上がった。


「まぁ−…
そのッ−…
これからは敬語とか
なしなッ。
……よろしくな!!!?」



そう言って私に
手を伸ばして来た。



赤髪は照れている
らしく顔を下に向けて
いた。



「……しょうがないな!!
私が一緒にいてあげる。」


私ちょっと…
言いすぎたかな…?

そう思いながら
私は赤髪の手を握った。



このまま…
ずっと−…赤髪と私は
一緒にいるッ!!



絶対に…



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