馬鹿なアイツが大好き
−次の日−
私はこの日…
梨華と一緒に過ごして
いた。
「真奈美は
どうしたいの!!?」
「えっ−…
一緒にいたいよッ…」
だけど赤髪は不良……
学校では約束でも
しないと会えない。
「よしッ−!!!
じゃ…真奈美も不良に
なっちゃっえっ−!!!」
梨華の一言に
私はびっくりして
声が出ない。
「やっぱ…どんな時
でも黒瀧と一緒の方が
いいよ。」
「そうだけど…
私−…不良にはなりたく
ないよッ…」
「言うと思ったっ!!!
だったら…黒瀧を
普通にしたらいいん
じゃない?」
梨華の言葉に
私は目を見開いた。
赤髪を!!?
そんな事私に
出来るのかな…!?
ってめっちゃ私…
消極的何ですけど!!!
赤髪を変える事
って私に…!!?
「今絶対無理って
思ったでしょう?」
図星だ…
黙りこむ私に梨華は
「大丈夫!!
真奈美なら変えられるよ」
「−…うん!!
頑張ってみるよ。」
私…赤髪を
変えてみせるよっ−!!
赤髪…私のそばに
いてッ…??