馬鹿なアイツが大好き
*トラブル*
「行って来たらッ−??」
梨華はニヤニヤして
私にそう言ってきた。
「えっ−…!!
無理だって!!
後から行くよっ−。」
「じゃ本当に後から
行ってなッ−。」
私達は教室に
行く事にした。
…すると…
「あのさッ−…
真奈美…聞いてもいい??」
「えっ−!!!?何?」
いきなりそんな事
言うからびっくりしたよ。
「黒瀧と一緒にいる
中谷颯太…いるじゃん…」
「うん?いるよね!!」
「その…中谷の事
好きになったかも
知れないのッ−!!!」
…………………!!!!!!
「えっ−!!!!!
まぢで−!!!梨華も人を
好きになる事
あるんだね!!今まで
誰も好きにならない
とか言ってたくせに。」
私はさらに上がる!!!
梨華が颯太の事を
“好き”!!
うまく行けば…
ダブルデ−トとか!!?
顔のにやける私に…
「真奈美…声が
出かいよっ−…!?」
「ごめんごめん!!
早く教室言って
その話しよッ−?」
そう言うと私は
梨華の腕を引っ張って
教室まで走った。