馬鹿なアイツが大好き
中はとても広くて
とっても綺麗だった。
赤髪不良のくせに!!
めっちゃくちゃいい
暮らししてるじゃん!!!
「俺の部屋…
二階だから…あっ…
ガキがウルせぇ−けど
気にすんなよ??」
ガキって!!
赤髪兄弟いるんだ…。
羨ましいよ。
私なんて1人子なのに。
赤髪は私を
部屋に案内してくれた。
そしてドアを開けると…
「ねっ−…ここ本当に
赤髪の部屋なの…?」
疑ってしまうのも
無理はない…。
だって…めっちゃ
綺麗に片付いてるん
だもん…!!!
「そ−だけど?…
なんか変!!?」
「だって赤髪…不良
だから…汚いかと
思ってたからさッ−!!」
「…そか−…
まぁ−…俺几帳面だから…」
恥ずかしそうに
私に言う赤髪…。
そんな顔しないでよッ!!
私の顔が真っ赤なん
ですけど…!!
私は赤髪の部屋の
ものをゆっくり
見物していた。