馬鹿なアイツが大好き
「よかったッ−!!
じゃ今から送ろッと」
そう言って
梨華はめ−るを
うち始める。
その姿を見ていると
なぜか私は不安に
なっていった。
「今送った!!」
笑顔で言う梨華。
その笑顔を見ると
私の心が痛くなった。
♪〜♪〜♪〜♪
梨華の携帯がなる。
私はドキッとした。
「梨…梨華!!携帯
なってるよ!!?颯太
だよ絶対…」
「ん??うん。
何かドキドキする…」
私も梨華以上に
ドキドキしている。
梨華は携帯を見ている。
な…何て書いたるのかな??
「……ねぇ−…
このめ−る見て…」
少し落ち込んだ様子の
梨華…。
見るのが怖い…。
携帯を除くと…
(…よろしく??…)
何ッ−…このめ−る…
「真奈美?…本当に
颯太私にアド教えても
よかったの…?」
悲しそうに私に
聞いてきた。
梨華…ごめん。
「えっ……あっ…
当たり前じゃん!!?」
心の中では誤って
いるのに言葉は出て
来ない…。
「じゃ…何で??…」
「………きっと…
緊張してるんだよ!!?」
「そか……」
私はそんな梨華を
見た瞬間…部屋を
飛び出してしまった。