馬鹿なアイツが大好き


−次の日−


梨華は学校に
来なかった…。


何で…来ないの??
不安になった私は
学校が終わってから
梨華の家に行く事にした。





ピンポン−♪



……5分たっても
出て来ない梨華…。


誰もいないのかな?…
そんな事を思ってたら


梨華の家の前を
通ったおばさんが
私に話しかけてきた。


「そこのお宅の人…
昨日引っ越しましたよ!?」


えっ……
引っ越した???
何で…???
私に黙って行ったの…。


「何でか…知ってますか?」

「ん…何だったかしら!?
ごめんなさい忘れちゃった…」



わ…忘れないでよ!!!
もしかして…私が
原因だったら……


「あっ…そうですか…
ありがとうございます」


「いえいえ…」


おばさんはそう
言うと帰って行った。


私も梨華の家から
離れた…。



もぉ…梨華に会えない
のかもしれない。



梨華あなたと
一緒にいたかった。



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