馬鹿なアイツが大好き


「えっ…!!?
あの…まだ何か用
ありますか?」



私は少し震えながらも
赤髪のやつに言ってみた。


「……今…俺の事
言ってただろッ…?」


赤髪のやつの言葉に
ビックリした…。


「…なッ…何も言って
ませんですけど…!!?」


私の馬鹿ッ−!!
声震えてるしッッ−!!
絶対赤髪のやつに
ばれた…よね…?



「……嘘だろッ…?」


やっぱり!!…
築かれてる…。
ええ−い!!この際
思いっきり言っちゃえ!!



「…はい!!?そうです
けど何か…?あなたと
ぶつかったせいで…
遅刻して掃除させられ
てるんですけど!!」


私は赤髪のやつに
ホウキを突き出した。


すると赤髪は
そのホウキを私から
奪いとった!!


「なっ…何?」


「…俺が…やるよッ…」


赤髪の言葉に
私は又々ビックリだ。


「えっ…!?
あんたがやるの?…」


「…俺が悪いんだろ?…
じゃ俺が掃除するッ…」



以外に赤髪は
良い奴なんかなっと
私は思った…。



< 7 / 92 >

この作品をシェア

pagetop