馬鹿なアイツが大好き
何で私の家に来るの?
「なん「行くからな…」
私が話そうとすると
言葉をさえぎられた。
赤髪にそう言われると
断れないなッ。
「ぅん…」
それから授業が
終わって…
肩を叩かれた。
赤髪だと思って
振り向いたら…!!!!
「!!!?颯太?」
颯太だった。
「よっ!!久しぶりだな−」
「そうだね」
颯太めっちゃ
久しぶりに話すな…
「今から大丈夫?」
「へぇ??今から?」
「おぅ…」
ふと頭に赤髪の顔が
浮かぶ……。
ん−…どうしよう…
って!!!何迷ってるんだ…
「ごめん…
これから赤髪と会うの」
「えっ…あっ!!
そっか−!!んじゃ又
明日なッ…??」
そう言うと颯太は
走って教室を出た。
へんな颯太…。
又、肩を叩かれた。
「真奈美??…
帰んぞ−」
今度は赤髪。
「あっ…うん」
その後から…
「おぃ黒瀧!!
今日職員室来いって
言っただろ?」
先生!!
赤髪一体何したの!!!
「うぜぇ−んだよ…
ほら…行くぞ?」
「ちょっ…」
私はいきなり赤髪に
腕を捕まれ…
赤髪がダッシュ!!!
ぎぇ−!!
痛いんだけど!!!
「おぃ黒瀧、三浦!!
明日職員室来いよォ」
って何で私まで
行かなきゃあかんく
なってんのよ!!?
もぉ…赤髪のせいだから!!
そう思いながら
廊下を走っていた。