馬鹿なアイツが大好き



私の家にたどり着いた。


ってかなんで
私の家なんだろう?


「赤髪??…家着いたよ?」


「ここかぁ−!!
お前の家…」

赤髪は私の家を
眺めていた。
あれッ…?
赤髪よぶのって
はじめだっけ?
………まぁいいかッ!!


「お前の部屋…
あそこのピンクの
カーテンの所かぁ?」


「ぅん−!」


赤髪はそれを聞くと
「中入ろうぜ!」
と私に笑顔を向けた。


「ぇ-…ぅん」


中に入ると赤髪が
「おじゃましますッ−」

赤髪って不良のわりには
礼儀正しいよね?

お母さんがその声に
気がついて…
「!!どうぞぉ−
真奈美後でちょっと
いらっしゃい?」

そんな声が聞こえた。
私は軽くお母さんに
返事して赤髪を自分の
部屋に招待した。


「きれいやなッ!
以外に!」

!!!? 
以外って何よぉ?


「よしッ−!!
俺決めた。今日から
お前の家住むわ」


今何ておしゃいましたか?

家に住む…冗談だよね?


「またまた!!
冗談やめてよぉ−」


私は軽く赤髪の
肩を叩いた。


「はぁ!?冗談じゃ−
ねぇ−よぉ!!!」


なんか真剣なんです
けど……住むって
言われてもなぁ−…?


「えっ…それは
無理だよ−…」


「頼む!!!
2日でいいから!!
…ッ−1日だけでいいから
よぉ−!!頼む」


こんな必死になる
赤髪を見たのはじめて
かもォ…なんか
あったのかな…?

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