馬鹿なアイツが大好き
次の日
赤髪は普通に学校に
来ていた。
そう言えばいつ
外国行くか聞いて
なかったなぁ…
この日の授業は
あっという間に終わった。
「真奈美っー!!
一緒に帰ろう」
希美が笑顔で言って
来た。
希美と帰りたいのも
あるけど…今は赤髪と
一緒にいたい。
「ごめん!!
今日は赤髪と一緒に
帰るわぁ」
「そっかー!
んじゃ又今度なぁ!」
希美は赤髪が外国に
行く事知らないんだな…
行った方がいいのかな?
私は悩んだが
言うのをやめた。
「うん!ほんまごめん」
そう言って帰ろうと
している赤髪の元へ
急いだ。
「赤髪ッー!一緒に
帰ろう」
「おぅ!」
いつもと変わらない
会話…だけどこの会話は
長く続かないのかな…
帰り道
私は赤髪に聞いた!
「ねぇ…いつ外国に
行くの??」
赤髪はその話がくるって
分かってたみたいな顔を
した。
「約4日後…かな?」
寂しいそうに言う
赤髪を見て胸が苦しく
なった。