馬鹿なアイツが大好き
話が一瞬にして
暗くなった。
私は話を思いっきり
変えた。
「そっか…
ってか昨日のテレビ
見た?」
「!!!?
お前さー、無理しすぎ」
確かに無理をしている!
でも後4日しか一緒に
いられないのに…
暗い話ばっかりするのは
嫌だ…!!
「確かに無理してるかも
しれない…だけど私
「ばか…無理すんなって…」
赤髪はそっと私を
引き寄せた。
「俺が悪いよな…
急に外国行くとか
行ってさぁ…
真奈美に告っときながら
俺…最低だな」
「最低なんかじゃないよ?
私、赤髪と一緒に
今までいれて本当に
楽しかったよぉ」
「俺も…
なぁ!やっぱさー
こんな状況で外国とか
行けねぇーや!!
後4日楽しい思い出
作りまくろうゼ★」
そう言うと私に
笑顔を見せた。
その顔は凄く
カッコよくて…胸に
ぐっときた!
「うん!」
私も赤髪に答えるように
笑顔で赤髪を見た。
「そー決まったら
俺に付き合えよぉ★」
「よし!特別に許す!」
「言ったな!じゃ明日
学校休め!」
!!!?
学校休むんですか?
どっか連れて行って
くれるのか…?
「…いいよぉ!
赤髪について行く」