馬鹿なアイツが大好き
*何で不良?*
−次の日−
「はぁ−昨日の掃除
疲れた…」
「掃除?真奈美遅刻
したの!!」
「わっ…笑わなくても
いいじゃん!!」
今笑っているのは
私の友達…服部希美
(ハットリノゾミ)私の親友
かな…!!?
めっちゃ可愛いし
頭いい子やで…。
「だって−!!真奈美
黒瀧君とぶつかって
なかったら遅刻しな
かったんでしょ!!?
はははっ!!」
「赤髪があそこに
いなかったらよかった
のにさッ−!!」
朝から私は希美に
その話をしていた。
「ってか真奈美!!
結構ついてるじゃない?
黒瀧君顔カッコいい
じゃん!!」
「えっ?無理無理!!
どこがカッコいいの?
確かに名前はカッコいい
けど…顔は無理。」
「そっか−!!
まぁ私には何だか
分かるけど…」
「何が分かるのさッ?」
「いいじゃん!!
そのうち築くよっ−。」
希美はそう言うと
教室に走って行く。
「ちょっと…!!
待ってよ!!?希美−!?」
走って行く希美を
私は追いかけた。