馬鹿なアイツが大好き
赤髪も疲れが
たまってたのかな?
って私はそん時は
思っていた。
「真奈美ー!」
久しぶりのような感じが
する私の愛しきの声!!
「希美!!1日会ってない
だけなのに希美に会う
のは久しぶりに感じるよ」
「又大げさたね!!
昨日どうしたの??
黒瀧君もちょうど
休みだったんだよね?」
そうだ!!
私、希美に言って
なかったけ?
でも言っていいのかな?
よく考えてみれば
赤髪が外国に行く事は
もうすぐみんなに
ばれてしまう…!!
だったら…今言って
おこう…
私はそう思ったから
すべてを希美に話した。
希美は黙って私の話を
聞いてくれた。
「黒瀧君…外国に
行くのか…真奈美は
耐えられるの?」
「分からない…
だけど私はきっと赤髪が
日本に帰って来るって
信じてるからさぁ!!」
私の言葉に希美が
安心したような顔をした。