†声優アイドルの男子高校生†【3】

「私は、もう帰ります。
 あれは、自動でしまる扉ですので、あけるときは【 4321 】ですよ」




オーナーは、丁寧に一礼しながら言った。




俺たち高校生などに
大事な暗証番号まで教えてくれるなんて・・・・・・



いいんだろうか?




さすがオーナー!

太っ腹!



じゃあ・・・・・・

すまされない。



気になるし。




美奈子が、火をともしてない松明を見たり

景色を堪能して、一人で見て回っていた。


ちょっとだけなら、すぐ戻ってこられるし。



俺はオーナーをすぐに追いかけ始めた。





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