†声優アイドルの男子高校生†【3】
はあ、こういうことかよ。


「まぁ、ちょっとした企画にはなるかと思うからさ。一言くれないかなぁ?」



引き下がらない男。


どこの会社かも、売れてないだろうって感じだ。



美奈子は、一礼するなり、俺の肩を抱き寄せ歩き出す。



「やっぱ、ガセネタだよなぁ」



ぼそりつぶやく、やる気のない声が後ろからしたが、他の生徒にもか声をかけるあたり

諦めはしないらしいな。



ばれても構わないって思ったけど。



世間に知られたら、ややこしいこと



この上ないよな?


まず、家族に説明・・・・・・



うん、ややこしい。



だが、後日。



そっとどこかの雑誌に、俺たちのことが取り上げられていた。





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