†声優アイドルの男子高校生†【3】
†将来†
「翔ちゃん。ちゃんと、美奈子のこと。見てくれて、ありがとう」
美奈子が横になりながら、照れくさそうに言った。
「当たり前だろ?」
かっこつけてみるが、一度
美奈子を拒否したことのある出来事を忘れてるはずもない。
「なんだか、隠れん坊してて・・・・・・翔ちゃんに見つけてくれるの待ってた、みたいな?」
美奈子が嬉しそうに、ふわりと笑った。
「翔ちゃん」
ふと、美奈子が真面目な顔で俺を呼んだ。
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