†声優アイドルの男子高校生†【3】

「美奈子。前に、言ったろ? 安定したいから、俺が進学したがってるって……」



いつかの喧嘩を持ち出せば、美奈子はバツの悪そうな顔をした。




「んな、顔すんな」



俺は、こつんっとおでこを合わせぶつける。




「美奈子の……言ったとおりだよ」


「えっ・・・・・・?」





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