†声優アイドルの男子高校生†【3】
俺の反応と、まだ


ベッドからでてこない


美奈子を見て・・・・・・

分かったんだろう。




「え〜!! もどってなぁいのぉ?!」





大森さんが、

自分の両頬に手をぴんとたて、

あてながら言った。




「ちょっと、美奈子ちゃん!!

あら、ちがった。こっちね。

美奈子ちゃんってば!」





顔を中にもぐらせる美奈子


大森さんは、布団をそっと両手でめくりあげた。




「あらぁ? 可愛い〜わぁ」





うっとりしながら、美奈子に向かって・・・・・・


いやいや、それ



俺だから。



俺の本当の顔




大森さんに、普通にぞっとしたものがよぎる。




「可愛いとか、やめて下さい」




俺は、横から制止した。






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