†声優アイドルの男子高校生†【3】

「涼は、女だって言ってるけれど

 そこらへんの男より、カッコいいんだよ」




大森さんが、いつのまにか隣に立ち

いつものお姉系の言葉を隠し


横から言ってきた。



「そうとなったら、事務所にも連絡」




大森さんは、さっとまた
その場を去る。




す、すばやい。




修役は、男で・・・・・・

その相手役も、男みたいで・・・・・・?

え?

女?


とにかく


涼は、男が
声をあててもいいわけだ・・・・・・。




けど!



だからって!?




なんで、それに、
ただの付き人の俺が出るんだよ?!






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