†声優アイドルの男子高校生†【3】
美奈子はようやく


むくりと、上半身を起こした。


けれど、まだ


こっちをみる気は
ないらしい。



自分の身体に戻れなかったこと



不満にちがいない。



俺だって!



戻りたいって。



クリスマスが過ぎても戻れなかった。



て、ことはだ。



やっぱり


クリスマスにした


同じこと


しないといけないってわけか・・・・・・


あぁ、あんまり


はっきり、言いたくない・・・・・・


ただな?



自分となんかとっ・・・・・・!



イチャイチャと
くっついたりしたり・・・・・・?




ぜったい、やだ。


不気味すぎ。




美奈子は、壁にむかって話し出す。




「元に戻ってないんだから・・・・・・無理よ・・・・・・」




く、暗・・・・・・!



美奈子。



まじで落ち込んでる・・・・・・?




よな・・・・・・




俺だって、今すぐ
元に戻れたらって
なんどでも、思う!



けど・・・・・・



どうすればいいんだよっ・・・・・・!






_
< 6 / 282 >

この作品をシェア

pagetop