†声優アイドルの男子高校生†【3】

「ありがとうございます」



美奈子は、軽く顔をひきつらせながら言った。



身体に触れさせたくないのだと分かる。



美奈子は、ヤキモチ焼き。




「翔って言うんでしょ?! 名前も気に入っちゃった!
あたし、まあさ。
ひらがなよ?
クォーターなの。携帯教えて?」



誰も聞いていない

情報まで話し


よほど、初対面の俺を・・・・・・


美奈子を気に入ったのだと分かる。




「す、すみませんが、彼女もいますので」




美奈子は、まあさの勢いに押されそうになりながらも断った。



ま、当然だな



愛想のいい美奈子にしては、頑張った回答だとおもう。






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