†声優アイドルの男子高校生†【3】

「いいじゃん! 同い年だし、友だち登録ってことで! 後ろの彼女でしょ? 彼女もいいって言ってるわ」



自信満々な発言に、美奈子は疑わしそうに俺を見た。



俺は、とっさに、ブンブンと首をふった。



美奈子が、目で俺に訴える。



きっと・・・・・・



――翔ちゃんが、なんとか言って?



くらいだろうか



俺は、ため息をつきながら



さっきから、完全に俺に背を向け


無視しているような

美奈子と同じ身長の肩をぽんとたたいた。






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