†声優アイドルの男子高校生†【3】

「・・・・・・しか、ねぇだろ?」




俺は、あきらめたように仕方なしな返事をした。





ぱっと、美奈子は

何事もなかったように起き上がり




きびきびしだす。





「じゃあ、美奈子もついてく!
 大森さん、わたしも行くね。
 付き人ってことにして?」




さっきとは、別人のようにハキハキと美奈子は言った。




最初から、美奈子は俺に仕事をやらせることしか




考えていなかったにちがいない。




張り切る美奈子を見てると、どうにも。


うまく、言わせられたような



気が

・・・・・・してきた。


て、ことは・・・・・・


だ。






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