†声優アイドルの男子高校生†【3】
また!


俺が美奈子の仕事をする・・・・・・?!




「ぐだくだ、言ってられないわね!

 じゃあ、翔くんに似合うスーツを用意するわ!」




大森さんが、びしっ

美奈子を指差しながら言った。




「え?! スーツ?」




美奈子は、喜びのあまり笑顔になった。



なぜかって?


俺は、思い当たった・・・・・・。



美奈子は、いつも



俺のスーツ姿


見たいとせがんでいた。



美奈子がどんな頼み方をしようと

用もないのに着たことはない。



それは・・・・・・


一度着たら、

なんとなく



普段の俺より、

よく見られそうで・・・・・・



やだっつーか・・・・・・


面倒っつーか



でも、まさか




こんな形でか・・・・・・







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