彼女は悪魔
3.悪夢の通学路
「わっ……」
青空は飛び起きた。
何が起こっているのだろう。
この少女はいったい……
「…ああ……」
やっと、昨日の出来事を思い出した。
「フゥー…」
うつぶせで寝転ぶと目の前にあるのは時計。
「え?」
青空は目を疑った。
シャ
カーテンを開けた。
「う…っそォ…!」
短い針が8を、長い針が12をさしていた。
普通なら学校に着いている時間だった。
ベッドを飛び降りてばたばたと制服に着替え、
かばんをつかんで階段を駆け下りた。
「カギい〜〜!!」
リビングのドアを開けると何かを探している優姫がいた。
どうやら優姫も同じ状況らしい。
いつもならいない時間だ。
「お姉ちゃん…?」
優姫は動きをぴたりと止め、叫ぶように…叫んだ。
「あんたいつまで寝てんのよ!
あたし何回も起こしたから!
寝るなら何で…っ!
…じゃない、今日帰り遅いから!
あぁーもう!戸締まり忘れないでよ!」
用件と余計な事を言って出て行った。
「あーあ」
優姫がいなくなった後、青空はかばんから鍵を出した。
「昨日借りたのに…」
パキッ パキッ
小さな音が聞こえた。
「パキ?」
ゆっくり振り向くと、
キッチンで何かが炎をあげていた。
青空は飛び起きた。
何が起こっているのだろう。
この少女はいったい……
「…ああ……」
やっと、昨日の出来事を思い出した。
「フゥー…」
うつぶせで寝転ぶと目の前にあるのは時計。
「え?」
青空は目を疑った。
シャ
カーテンを開けた。
「う…っそォ…!」
短い針が8を、長い針が12をさしていた。
普通なら学校に着いている時間だった。
ベッドを飛び降りてばたばたと制服に着替え、
かばんをつかんで階段を駆け下りた。
「カギい〜〜!!」
リビングのドアを開けると何かを探している優姫がいた。
どうやら優姫も同じ状況らしい。
いつもならいない時間だ。
「お姉ちゃん…?」
優姫は動きをぴたりと止め、叫ぶように…叫んだ。
「あんたいつまで寝てんのよ!
あたし何回も起こしたから!
寝るなら何で…っ!
…じゃない、今日帰り遅いから!
あぁーもう!戸締まり忘れないでよ!」
用件と余計な事を言って出て行った。
「あーあ」
優姫がいなくなった後、青空はかばんから鍵を出した。
「昨日借りたのに…」
パキッ パキッ
小さな音が聞こえた。
「パキ?」
ゆっくり振り向くと、
キッチンで何かが炎をあげていた。