Thankyou~あなたに会えてよかった～

翼の顔立ちは、大人のお姉さんが、ほっておきなさそうな可愛らしい顔だち。
色白で丸顔そしてクルクリとした目。
女のアタシが嫉妬しそうなカワイイ顔。
「かえで！俺　かえでの事世界で一番幸せにするな！」
翼が真剣な顔で言うからアタシは固まってしまった。
久しぶりの男の人からの優しい言葉。
なんか少し怖かった。
アタシはうつむいてしまった翼は心配して顔をのぞきこみ
「かえで　どうした？」
そう優しく甘く言った。
アタシは何でかわからないでもこの人なら過去の事を受け止めてくれる気がした。
アタシは男の事が嫌いになった理由を翼に話した。
「かえで話してくれてありがとう。かえでがこんなに辛い過去を話させてゴメン
辛かったな。もう大丈夫　俺絶対かえでを傷つけたヤツら許さない。」
ねぇ翼　アタシ翼のその言葉すごくすごく嬉しかった。
「やられたらソイツよりも上を目指して見返せ！」いつも翼が言ってたね。
アタシは今でもこの言葉のどうりに生きてるよ。
アタシ前向きになったんだよ。
翼の言葉はアタシの励みなんだ・・
　
「よかったらいつでも連絡して。かえでが望むならいつでもどんな時でも駆けつけるよ」
そう翼は言ってくれた。
アタシはすごく嬉しかった反面ちょっと恥ずかしかった。
「うん。連絡します。」
そう言って微笑んだ。
「じゃあおやすみ」
「おやすみ」
アタシが家に入るまで見ててくれた翼　その優しさにキュンとなった。
　
「ただいまぁーー」
「あらぁ～遅いお帰りで何してたの！？」
っあ！ヤッバ！お母さんに連絡するの忘れてた・・・
「あのね・・・・・・・未亜の家で未亜の相談　のってたの！」
必死の言い訳。。。。
「っそう。ならいいわ。」
アタシのお母さんはなんかヌけてて変わってる。
だからこんな言い訳でも簡単に信じる。
単純なのかアタシが嘘をつくのがウマイのか・・
「お母ーさんーーーお風呂入っていい？」
大声で言うと
「いいよぉーーーーーー」
と大声で返ってくる。