不良男にご用心
1、少女と少年
今日は晴天!お散歩日和です!
「あれ?お嬢、どこかに行きなさるんですか。」
「ん?ちょっと散歩に行こうかと。」
「あぁ、さいですか。では帰りは何時頃で?」
「その辺ぶらぶらするだけだし、すぐ帰るよ。」
「分かりやした。じゃぁ、気をつけてくだせぇ。」
「了解。じゃぁね!!」
その言葉を最後に元気に家を出ていく私。
でも、まだ家の敷地内なんだよねぇ。
何故なら私の家は門があって、家から門まで結構遠いからさ!
正直迷惑だよ。まったく。