卒業まで
「どうしたのって...もちろン、啓クンカッコイイなーッて♪」
「あ....そう」
それ以上は言えない。
啓の情報を ベラベラ喋っちゃいそうで怖い。
「ねッ、啓クンのペット、犬なんだってネ♪」
「うん....知ってる」
「で、種類は ウエルッシュ・コーギー・ペンブローク!胴長短足立て耳がポイント♪」
「へ.....へぇ」
「猫も居て、種類はアメリカン・ショートヘア。可愛いんだよネ...」
「フーン...」
犬は知っていたが 猫は知らなかった...
「でね、今度 啓クンの家にお邪魔しちゃうんダッ♪」