卒業まで





私は 突然の"啓が私の事を好き"という言葉に頬を赤めながら



マリンが差し出した携帯の画面を見た




「まァ、見て分かると思ぅヶどォ?



[学校裏掲示板]」




それは さっき沙耶と見た、マリン一家の事が書いてあった―



「......学校裏掲示板?」



「えッ,ブッ、まさかそれモ知らなかったァ?!キャハハ!!!」



「んな訳無いでしょッ、」




「強がらなくてもイイのよォ?素直に言えば この掲示板の事を教えてあげる♪」



「・・・ッ 分からない」



「キャハハハ!!! 最初からそう言っていれば良かったのニィ♪」
< 50 / 121 >

この作品をシェア

pagetop