卒業まで

マリンが顔を上げ 私を見る





「嘘!!! 嘘でしょッ、ドッキリ?!



悪いドッキリなんでしょ!勘弁してョネ!!!アハ....アハハハハ」




狂った様にケラケラと笑うマリン



みんな目を伏せ始めてしまった




―でもここで マリンに真実を伝えなければ



また誰かが被害に遭うかも知れない....



それを防ぐには これしか無い―




「―― あんたが―






< 79 / 121 >

この作品をシェア

pagetop