Fate
「バスがご親切に、待つわけねーだろ」


「何よぉ…ってあなた誰?」


「誰ってそれよりお前、学校は?いいのか行かなくて遅刻するぜ」


「うわああ〜そーだった。どーしよう。このままじゃ完全に遅刻ださすがに3日連続はヤバイかも」


「乗れよ」


「え?」


「え、じゃなくて学校まで送ってやる。その制服、N女子校だろ。バスよか、こっちの方が早いぜ」



彼は停めてある
自分のバイクを指差す。
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