last・story
「何ニヤニヤしてるんだよっ?」

「し・してないもんっ!!」

「何を考えてんだか」

「んなっ・・・//」


「言えないものを考えるな!」


祐の事を考えてたなんて、

言えないって





「今の祐、お父さんぽーい」

「たまに俺たち親子になるなっ!あ、綾は娘」



娘・・

自分で言った言葉なのに

どんなに笑っても 笑っても

心が晴れなかった…




ページをめくる度ゴールは近くなるけど


本のページと共にあたしの気持ちは、どんどん辛くなっていくよ・・・


だって

この本が0ページになるときは


もうお別れだから


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