last・story
小春日和

青空の下…―

受験という名の壁にあたし達は、全力で取り組んでいく。






自分以外が頭がよく見えてくる。


落ち着け..落ち着け..

祐だって今テストを受けるんだ


場所は違うけど同じ空の下にいるんだ…





時計の針がまた一分 一分進んでいく


そして



「はじめ!!」


教室に響いた試験官の声と共に


あたし達の鉛筆が動き出した。







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