last・story
◆ー◆ー◆

「明日、最高の卒業式にしましょうね!!」


「「はいっ」」


入試の帰りに買った七色のペンを、筆箱の中に入れた。




明日はついに卒業式


「「綾〜帰ろー」」


「うん!今いくー」


ドンッ

「あっ!」

祐の机にぶつかった時に、筆箱が床に散らばって、七色のペンが落ちた





“貴女の気持ちが通じますように”


あ..



「綾どーしたの?」






「ごめん!用事思い出しちゃた‥先に帰ってて」

「「わかったー明日ね」」


< 14 / 26 >

この作品をシェア

pagetop