last・story
7−last story
あたしは祐に電話をかけた


中学校時代、男友達からやっとの事で教えてもらった番号


一回もかける事ができなかったけど、ずっと頭にインプットされている。






「はい、もしもし?」


体がビクンと動いた。
高鳴る鼓動と
あり得ない手汗。



こんなにも好きだったんだと思い知らされた。

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