あ い た く
「おすすめある?」
それに眼を引くシャンパンゴールドの髪をしているからだった
「そうだね、今の季節だとやっぱりチューリップかね
今は変わった形のとかあるからどうだい」
「…だって
どうする凛湖?」
キョウと呼ばれているカレが振り返った先には
腰まで伸びたマロンブラウンの髪を揺らして微笑む女性
「コレにする」
多恵さんが持っているチューリップを指差してあどけなく笑う
「凛湖ちゃん一緒だったのかい
久しぶりだね~体大丈夫かい?」