あ い た く


その度に"大丈夫"とあたしの乱れた髪に指を通して撫でてくれた



息が上がり熱くなった躰


掠れた声で"好き"と呟けば


流生さんはその度に微笑んでキスを降らす



"ゆえちゃん"


"結依"



と何度も囁かれて本当に優しくあたしの躰を攻め立てた



それでも流生さんと一つになろうとした時



痛みが走り、自然と躰が逃げようとする



"痛い"と声を漏らせば



"大丈夫?"と耳元で囁かれた


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