あ い た く



「え?もう一度いいですか?」



あれから3日後


あたしは信じられない現実を目の当たりにした




会えない寂しさにネットショッピングをして商品を届けてもらう事にした



もちろん宅配会社は流生さんのトコ



いつもどおり届けてくれた佐山急便の人






でもそれは流生さんじゃなく、見た事もない女性の人



何気なく"いつもの人は?"と問いかけて返ってきた言葉は信じられないものだった




「あぁ、加地くんでしょ?


なんか急に"田舎に帰る"って言ってね…」




それからは何か言っていた気がしたけれど、頭には入っていなかった



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