きっと、救えるよね。。
しかし、義理母は、やはり会話が出来ない人ではないことがわかったのです。

時々、私の知り合いが自宅に遊びにきた時、お友達とは、自分からどんどん会話をするんです。

あからさまに、私の時とはまったく違った。

ニコニコと笑顔で友達と会話をしている姿を見た時は、驚きました!

知り合い達も、私の話は信じられないと言っていた程でした。

よく話をしてくれはるし、とても、可愛い優しいお母さんやんねっと、皆から言われていました。

目の辺りに見た光景は、驚くばかりでした。

やっぱり、私には何かあるんだと思いました。

笑顔なんて見たことなかったので。

そう、まだ、旦那とお付き合いだった頃、私もこんな風に会話をしてもらっていたのにって感じていました。
嫁になったら、何が違うのだろうと、また考えてしまった。
できる嫁も、できない嫁であっても、きっと、ほとんどの姑さんは、嫁を嫌いになるのかもしれませんね?
なーんて。半分諦めに入っていった私がいました。

きっと、このまま理由などわからないまま、嫌な感じで時間だけが進んでいくんだろうと思いました。

知り合いからは、そんなしんどい思いしてまで、一緒に暮らさないとあかんの?
旦那さんと二人で暮らせないの?って、言われることも多くなりました。

あなたの体は大丈夫なの?
安らぐ場所はあるの?

一度話あって考えてみたら。人生一度きりなのに、まだまだこれからなのに。

若い内から、同居で悩む人生なんてっと。

周りの意見も当たり前だった。そう思うのも無理はなかった。

だけど、義理のお父さんの好意や、旦那の存在、父と旦那の大切な母の存在。

私は、現実を背負うことしかできなかったのです。

お母さんは、本当に幸せな人だと思いました。

私も支えられてきましたが、お母さんにはいつも居場所があったからです。

家族の絆は強いと感じた時期でした。
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