きっと、救えるよね。。
父は、前日に電話で会話した時にこう言ったのです。
『病院かぁ…』
『何か大きな病気になっているように感じるから、病院に行くのが怖いんやぁ…っと』不安そうに言ったのです。

だけど、そのままほっておく訳にはいかないやろ。

しぶしぶ父は病院にやって来ました。

初めは、背中の辺りが痛く、だるい感じがすると、旦那からも父が言っていたと聞いていたので、旦那は、心臓かもしれないから?
循環器科に診てもらったらっと言っていましたので、念のために循環器科に診てもらったのです。

そして、血液検査・尿検査などをしていただきました。
結果は、午後からになりますので、時間が少しかかるので、昼の食事を取ってから、また受付に来て下さいと病院から言われたのです。
父と二人で、病院内の食堂に行ったのです。

何とか少しでも食べようと、父も食事を軽く食べていました。

お父さんと二人でこんなふうに食事したのは何年ぶりだろう…

だけど、病院かぁ…

でも、きっと、母が倒れて父も少し疲れが出てしまったに違いない。

大丈夫。。

少し休めば、また元気になれるよ。。っと。

私は、深く考えないようにしていました。

食事も終わり、また、受付に行きました。

午後から、違う検査があると聞いていたので、父と待合室で呼ばれるのを待っていました。

父は、少しばかりしんどそうでした。。

すると、看護師さんが、私達の元へこられました。

血液検査の結果がでました。
午後からする検査は、急遽中止いたしますので、診察室へとお入り下さい。

先生から説明がありますので…。

っと。中へと二人で入っていたのです。

女医の先生でした。

先生は、検査結果の用紙を厳しい目で見ていたのを覚えています。

結果が出たのですが…

白血球や赤血球の数値に異常があります。

このまま、血液内科へと診察へ行って下さい。

詳しくは、そちらの主治医の先生から、お話されるので。

私は、その時!

血液内科!

数値の異常!

これは、きっと、急性骨髄白血病ではないかと感じてしまいました。

重い病気。。

まさか…?
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