きっと、救えるよね。。
父の体の中に宿っている、魔物が動き出す前に、抗がん剤で、魔物を抑えている間にどうか…

ドナーさんが見つかりますように…

そして、父の抗がん剤治療も体力や年齢に合わせて、先生も薬や治療法など、慎重に考えて頂いた。

この時の父の気持ちはどうだったんだろうか?

ドナーさんは、本当に見つかるのだろうか?

私自身も不安でした。

父の力になれるだろうか?
ドナーさんを見つける前に、私と兄の血液検査などを調べることになり、父の移植に使える血液かどうか?
結果は、私も兄も合わなかったのです。

後日、父の兄弟とかなりぶりの連絡で、父の状態を説明した。

色々訳があって、数年前から、疎遠になっていた、父の兄弟との連絡でした。

縁を切っていた、父、母は連絡を入れて驚いていた。
間に挟まれた私は、とても複雑な思いでした。
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