カタオモイ





ラブレターをもらった翌日。



昼休み、紅莉と知菜と弁当を食べていた。




「かな。あんな奴、やめときな、ね?」


「知菜も、そう思う。」


「大丈夫だよ。断るつもりだから」




まだ、好き‥かもしれない。



てっちゃんのこと。



でも、断る。



付き合えない。



前みたいに、あなたに夢中になれる自信が全くない‥から。



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