君に.....






「お姉ちゃんとこ行くの?」



お。


このチビなかなかの勘してんじゃん。


かしこいんだろな!



俺は言われるまま、部屋につれていかれ、そのままドアをしめられた。



うーわ。

今って二人きりなんじゃん。
まじやばいって!!


藤嶋の寝顔をみながら、そう思った。

熱があるのか、顔が少し赤い。

そんなこと思って、しゃがみながら見つめてると、ぱっと目があいた。


「あ!いや…あの…」



俺何してんだよ!だせー(笑)



藤嶋は寝ぼけてるのか、ぽかんとしてこっちをみている。


「え!?な、何してんの!?」



現実がわかったのか、がばっとおきて、布団をひっぱった。










< 100 / 132 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop